太田氏もリーマンショック前の’00年代半ば、年収が5億円を超えた。
「ウチの会社は売り上げの約40%をボーナスに充てる。だから年による収入の変動は大きいが、私はここ数年は1億円を下回ったことはありません」
彼らは、自分たちの報酬が「不労所得」かのように言われることを嫌う。
「だって働いてるから。ウォール街のデモもそうですが、世界中に『金融屋が諸悪の根源だ』とする風潮が広がっている。勘弁してほしいと思う。虚業だと言われますが、我々には『カネの流動化』を起こすことで実業を支えているというプライドがある。
私に言わせれば、お年寄りに投資信託を買わせて、『こっちのほうが率がいいですよ』と次々に乗り替えさせて、その都度2%の手数料を取るような証券マンや銀行員のほうがよっぽど悪質ですよ。あれこそ不労所得で、日本のガンだ。売る側が何のリスクも負ってないんだから」
週現スペシャル 億の収入がある人間たちの「本当の姿」 大金を稼ぐ仕事は幸せか | 経済の死角 | 現代ビジネス [講談社]
既得権益でなければどんな高給を取っても文句はない。
銀行のように法律で守られている業界とは違う。